色々な高血圧に効果のある薬はあると思います。その中でも高血圧を発症した際に一番最初に選択されることの多い薬が、厚生労働省が承認したアダラートという治療薬です。アダラートはバイエル社から提供されるカルシウム拮抗薬という種類の薬です。

持たれる多くの薬
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高血圧の原因を知って危険を回避

白いと赤いカプセル

年齢を重ねたら高血圧になるのは当たり前のことで仕方がない、と思っている人も多いようです。
確かに加齢も高血圧の原因の一つです。しかし、高齢者でも血圧が高くない人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか。

高血圧になる大きな原因は、血管にダメージを与えるような生活習慣を長年続けているということです。
その主な生活習慣には、暴飲暴食や塩分の摂りすぎや過度の飲酒などの誤った食生活や肥満、喫煙、ストレス、遺伝などがあげられます。

お酒の飲み過ぎを指摘すると、お酒が好きな人のほぼ10人中10人の人が「そんなにたくさん飲んでいないよ」と飲み過ぎていないことを主張されます。
しかし、ここで言う適量とは週に1~2回の飲まない日があって、1日の飲酒量は日本酒換算で1合までです。
ビールならロング缶1本まで、焼酎なら2分の1合(コップに半分)までです。

これを聞くとお酒好きの人はほぼみんな驚くのですが、これが適量です。
自分がどれだけ飲み過ぎていたかを、しっかりと認識してください。

現在、日本人の1日の平均塩分摂取量は男性は11.0g、女性は9.2gです。
しかし、高血圧を予防するためには健康な人であれば男性は8.0g、女性は7.0g以下に抑えるようにと厚生労働省では推奨しています。

日本で一番食塩の摂取量が多かった県では、平均で男性が212.9gで女性が11.1gでした。
この県は、高血圧が大きく影響する脳卒中の死亡率も全国で1位でした。
ところが、2014年から県をあげて減塩運動に取り組んだところ、脳卒中で亡くなる人が男女とも大幅に低下しました。
塩分の摂り過ぎが、高血圧が如何に関与しているかが証明されたと言ってよいでしょう。

禁煙はいかなる理由があっても必ず行って欲しいことです。
タバコを1本吸うと、血圧は上下ともに20mmHgほど上昇して、元に戻るまでに15分ほどかかることが判っています。

肥満は、体重が1kg減ると血圧は1.5mmHgほど下がります。7kg減量すれば、血圧はおよそ10mmHg下がることになります。
減量のためにも高血圧の予防のためにも、適度な運動も重要です。

また、ストレスや過労も高血圧と関係します。
血圧は安静時は低く活動時に高くなるので、ずっと働きづめで睡眠不足だと、血圧も必然的に高い状態が続きます。
休養するのも仕事の一つと考えて、しっかりと休養を取り、ストレスを上手に回避したり発散することも大切です。

高血圧を予防するには、栄養と運動と休養の3本柱が重要です。

更年期の女性は高血圧になりやすい

これら以外にも、女性は更年期に血圧が急上昇することがあるので要注意です。
若いころは血圧が低かったと言う人でも、45歳~55歳くらいの年齢の更年期と呼ばれる時期に、急に血圧が高くなっていてびっくりするというパターンも多いです。

これは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが不足するからで、エストロゲンには、血管を広げる作用があります。
血管が広がると血流が良くなるので血圧は下がります。
また、コレステロールはエストロゲンの材料なのですが、更年期年齢になるとエストロゲンを少ししか作らなくなるので余ったコレステロールが血管に溜まりやすくなるのです。

血管にコレステロールが溜まると血流が悪くなるので、血管は強い圧力を加えて血液を押し出そうとして、血圧が上昇します。

また、45歳から55歳ごろの女性の場合、お子さんは中学生から大学生くらいのことが多いでしょう。
この時期の子供は、まさに食べ盛りでいくら食べても食べたりないといった感じのことが多いです。
いつもいつも育ち盛りの子供に合わせてガッツリとした料理が多くなります。
そしていつも山盛りにされた料理を見ていると、女性の一般的な量が分からなくなってきて、知らず知らずのうちに食べ過ぎているというケースも多いです。

高血圧は、心筋梗塞や脳梗塞など命の危険にさらされる様々な病気の原因となります。
血圧が140/90mmHg以上の人は血圧が高くない人の約3倍、180/110mmHg以上の人は約8倍も脳卒中の発症者数が多いことが判っています。

このような危険を回避するためには、食生活の改善や運動習慣の見直し、そして働き方を見直してストレスを回避したり上手なストレス解消法を見つけることが重要です。
遺伝や加齢は避けることができなくても、自分自身でできることもたくさんあります。

食生活、運動、休養の3つを見直して高血圧による様々な疾患の危険性を回避しましょう。